福岡で学会を行いました。
11月10日(日曜日)に第17回 ICCMO日本部会の学術大会を福岡にて開催しました。
10月25日に本会名誉会員の岡山大学名誉教授 山下敦先生がクインテッセンス出版より「Hygienic Partial DentureとMyo-Dentureの最新臨床アトラス」を前田照太先生、青木太郎先生と共著で出版されましたので今回特別に記念講演を行って頂きました。
学術大会プログラムはICCMO会長 池田正人先生の長期に渡るニューロマスキュラー・コンセプトによる臨床をまとめられた基調講演をはじめ、TMD、矯正 、補綴の3つのテーマで教育講演、一般口演、シンポジウムが行われました。
また、ランチタイムには、株式会社モリタにご協力をいただいてアメリカのマイオトロニクス社製「マイオモニター」と「K7 Black」のデモを佐々木先生に行っていただき、コデンタルスタッフの皆様にもとても好評でした。今回は私が大会会長でしたが実行委員長の末宗先生が大活躍してくれたのでとても助かりました。また来年は鹿児島での開催予定ですので多くの方々にお越しいただき満足していただけるよう準備を進めていきたいと思います。
ICCMOJapanでは、1972年アメリカのBernard Jankelsonにより提唱された、解剖・生理・機能をベースにした神経筋の生理的・機能的活動を重視した咬合理論(ニューロマスキュラーコンセプト)に基づいて、ME機器を用いて筋肉や顎運動の計測を行い、脳・中枢による下顎運動の制御機構から咬合を生理的に解明し日常臨床に活かしています。
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